ブリティッシュコロンビア州の幼稚園から高校3年までの義務教育におけるラーニングサポートにアクセス
2024年5月30日、このリサーチ情報を更新
学校は安全で生徒全員を歓迎する環境であるべきです。
幼稚園から高校3年までの義務教育における制度的人種差別のため、先住民族と人種化された人々が障害に直面しています。
これにより生徒達の健全性や成功するための能力に影響を与えます。
この問題の解決をするために、生徒達の体験やどの分野でのラーニングサポートが必要かを理解する必要があります。
これらの情報をもとに、教育機関における隔たりを明らかにする事ができ、これにより全ての生徒達の目標達成への手助けとなります。
これにより何を得たか?また次のステップは?
教育機関での制度的人種差別問題を解決するには、幼稚園から高校3年までの生徒達の体験を理解することが必要です。
サポートにおいてのギャップを理解するためにこのリサーチを行なっています。
第一段階では、各々の人種グループに属する生徒達の多様なニーズに学校が応えているかを調査しました。各人種グループにおける特別教育資金の比率を調べこの調査を行いました。
ギフテッド指定により、ある分野で並外れた才能を発揮する生徒達をサポートし、以下のような特別教育指定を生徒達が受ける事ができます:
- 身体障害
- 視覚障害
- 聴覚障害
- 学習能力障害
- 神経多様性
- 自閉症スペクトラム障害
Designationsは、障害や多様な才能を持つ生徒達のためのプログラムやサービスにかかる追加費用の資金調達のために利用されます。生徒達の教育に必要なサポートにアクセス出来ない場合、彼らの学習成果に影響を及ぼします。このDisgnationsが生徒達の体験と学習成果のリサーチへの重要な第一歩のステップとなります。
生徒達のDesignationsは、各学区と学校ベースのチームにより決議されます。 生徒の幅広い能力やスキルを示さず、また生徒はこのサービスやサポートに必ずしもアクセスする必要はありません。
このリサーチのために26,700人の生徒に焦点をあてました。
この生徒達は、2012年から2022年の間に学校へ通い、ブリティッシュコロンビア州人口調査より得た彼らの人種に関する情報を使いました。
各人種のグループによって過去10年のDesignationsの比率が異なる事がわかりました。
比率が異なる理由は以下のように様々です:
- 専門家にアクセスできない
- 専門家が沢山いる地域に住んでいる
- 各学区の方針、プログラムと援助
- 家族の援助と情報へのアクセス
これらのDisgnationsの違いについて、パートナーと提携して取り組んでいます。この情報とK-12 Anti-Racism Action Plan (PDF) を用いて我々ができる必要な事を明らかにします。
今後のリサーチ段階で以下を見ていきます:
- 生徒達の体験と教育成果を調査します。
- 性別・家計所得の違いにより生ずる生徒達の体験と学習成果。
- 先住民族とパートナー提携し、今後のリサーチへの関与を話し合う。
宣言法アクションプランの概説にあるように、今後のリサーチが我々の和解への誓約をサポートします。
このリサーチは何?
このリサーチは、幼稚園から高校3年までの生徒達の体験と学習成果を理解するためのものです。
まず最初に、生徒が特別教育資金のカテゴリーに値するかを見ます。
なぜこれは重要?
学校で成功するために必要な生徒達の異なるニーズ。
生徒達がベストを尽くす事ができるように多様なニーズをサポートする教育機関が重要となります。
何のデータを使ったか?
- ブリティッシュコロンビア州人口調査
- Ministry of Education and Child Careによって生徒達の記録を収集。
- ブリティッシュコロンビア州の幼稚園から高校3年の生徒達の為に作られた社会経済指標。
このリサーチは、ブリティッシュコロンビア州のデータイノベーションプログラムによって行われました。
調査結果を検証
これらの調査結果では、ブリティッシュコロンビア州人口調査に参加し2012年から2022年の間に学校へ通った人々の情報のみが表示されます。
ブリティッシュコロンビア州の全人口情報の報告書と比べ異なる場合があります。
ギフテッド指定によりある分野で才能あるスキルを発揮する生徒達をサポートします。以下のような他の特別な教育指定を得る事ができる理由があります:
- 身体障害
- 視覚障害
- 聴覚障害
- 学習能力障害
- 神経多様性
- 自閉症スペクトラム障害
ブリティッシュコロンビア州データカタログのプロジェクトに使用されたデータセットを見る。
これらの調査結果は研究者の見解と結論が基盤となります。このリサーチの為にデータを提供した組織の意見や指針が反映されてるとは限りません。
何のデータを使ったか?
この調査は、2012年から2022年の間にブリティッシュコロンビア州の学校へ通った26,700名の生徒達のサンプルを基に作られました。この時期に学校へ通った生徒達のほんの2%のみです。
406名の先住民族のインターンが2007年より開始したIndigenous Youth Internship Programに参加しました。
彼らの体験を理解する為に以下のデータセットを利用しました:
- ブリティッシュコロンビア州人口調査
- Ministry of Education and Child Careによって生徒達の記録が収集されました。
- ブリティッシュコロンビア州の幼稚園から高校3年の生徒達の為に作られた社会経済指標。
このリサーチは、ブリティッシュコロンビア州のデータイノベーションプログラムによって行われました。このプログラムにより研究者が極秘情報の取り扱いを安全に扱うことができます。
先住民族の生徒達の教育機関における体験談をもっと知りたい方は、2023 How Are We Doing?レポートを読んで下さい。
誰がこのプロジェクトに取り組んだか?
Ministry of Education and Child CareとBC Statsが提携してリサーチの第一段階に取り組みます。
次のステップとして、先住民統治団体と先住民教育運営委員会と提携し協力していきます。
もっと知りたい?
2024年5月30日、このリサーチプロジェクトについての技術報告書を発表しました。このプロジェクトへのアプローチとプロセスを知りためにこの報告書を読んで下さい。